Wednesday, November 9, 2016

ヨブ記 2章

彼らは遠くから目を上げて彼を見たが、
それがヨブであることが見分けられないほどだった。
彼らは声をあげて泣き、
おのおの、自分の上着を引き裂き、
ちりを天に向かって投げ、
自分の頭の上にまき散らした。
こうして、彼らは彼とともに七日七夜、
地にすわっていたが、
だれも一言も彼に話しかけなかった。
彼の痛みがあまりにもひどいのを見たからである。
ヨブ記 2:12,13
本当に悲しんでいる人にを前にすると人はことばを失くします。
私も、失くしました。
それで、私はただ「お兄ちゃんごめんね、いなくてごめんね」そう言いながら、彼にしがみついて泣きました。
私の気もちをなぐさめることも誰にもできなかった。
それは、今もそう。
どんなに似たような体験も今は聞きたくない。
お兄ちゃんの苦しみは、世界でたったひとつ、お兄ちゃんだけのものだから。
ヨブ記を読むのは、今の私にとって、とてもつらいけど、でも、もしかしたら、神さまのなぐさめを見つけることができるかもしれない。
そう、思いながら、ほんの1章を息をとめるような気もちで読んでいます。