Saturday, November 19, 2016

ヨブ記 31章

私を胎内で造られた方は、
彼らをも造られたではないか。
私たちを母の胎内に形造られた方は、
ただひとりではないか。
ヨブ記 31:15
こう言っては、実も蓋もないのかもしれないけど、もういい加減、そろそろ、ヨブの現状を持って、ヨブを責めるのをやめてほしい。
ヨブに、罪を告白させようとするのもやめてほしい。
ヨブが罪を犯したかどうかという論点から離れて、何かを始めればよいのに。
いい年をしたおじさんたちがよってたかって。
ヨブの疑問は最もだけど、それを囲んで、何を言っても今のヨブに届かないことを、そろそろ気づいてもよさそうなのに。
思うに、何にもないところでは誰も何も考えないけど、誰かが何かを始めると人は急に自分の意見を持つ気がします。
3歳の子が積み木を10積むと、2歳の子がそれを壊しにやってくるかのごとく。
荒野をガーデンにしようと誰も考えなかったのに、誰かがそれを始めて形が出来てくると、急に人が集まりいろいろ意見を陳べはじめるように。
ヨブの不幸を、現実的な不幸として、そのまんまを一緒に受け入れてほしい。
私は、誰かのそんな友でありたい。
(ヨブ記をそんな風に読んだのははじめです)