神はヨナに仰せられた。
「このとうごまのために、あなたは当然のことのように怒るのか。」
ヨナは言った。「私が死ぬほど怒るのは当然のことです。」
ヨナ書 4:9
短いヨナ書を、今朝、じっくりと読みました。
ヨナの怒りは当然だと思うでしょうか。
私には、ヨナの気もち、とってもよくわかります。
ヨナの言い分はこうです。
「あなたは彼らを決して、滅ぼしたりしない。
私がいかなくとも、あなたは最後に彼らを憐れんでくださる。
私にはそれが良くわかる。
なぜかは説明できないけれどきっとそうだと私は知っていた。
私は小さな頃から、あなたに愛され、あなたに憐れまれ、あなたに慰められ、あなたに励まされて、たくさん間違って罪を犯してきたけれど、あなたはいつも私の悔い改めを受け、私にチャンスをくださり、私を見捨てなかった。
だから、あなたとはそういうお方だと私は知っていた。
なのに、行けというから行きました。
彼らに滅ぼされると宣言しました。
あなたがそう言いなさいと言ったからです。
するとどうでしょう。
やっぱり、あなたは憐れみ、滅ぼすことを思い直された。
私は、ここになんのために、来たのでしょう。
何のために、こんなに苦労しなければならなかったのでしょう。
この苦労の意味はどこにあるのでしょう。
私って、ただの嘘つきでしょうか。
ただの脅迫者でしょうか。
え?え?え?」
ああ〜スッキリした。
危険で厄介で面倒なことを必死にやってる横で、緊張をほぐし、「だいじょうぶ。すごくうまくいってる。」って、あんた簡単に言いなさんな。
必死に危険を危険じゃない状態に保ってる横で、すっかり安心して、「全然安全だし」って、何それ。
そんな怒りを抱えて寝た私に、今朝主はおっしゃった。
「私の守りや私の祝福をあなたはなぜそんなに怒るのか」
ごめんなさい、神さま。
私、とってもとっても神さまに愛されている。
特別に守られている。
特別に憐れまれている。
だから、どこにでも行こう。
どんなことでも、やろう。
説明できなくてもいい。
神さまはヨナにも説明させなかったもの。
私、ヨナが大すきです。
ヨナの怒りも大すきです。
そして、そんなヨナのご機嫌をとる神さまが、本当に何よりも大すき!
★毎日、疲れ果てて帰路に着くと、バックドアのところに置いている小さなテーブルにいろんなもの並んでいて、プッと笑っちゃう。