Saturday, December 21, 2019

エレミア書 31章 その2

私が受けた主の特別レッスンの課題は、請求書の処理でした。
はなを妊娠した日から、はなを生んで退院するまでの間に、ありとあらゆる金額のありとあらゆる請求書を受け取りました。
車をぶつけられたという人からの修理代の請求。
デリバリーの途中で落とされて、返品した洗濯機の請求書。
エトセトラ・エトセトラ
そして最後は、なんとはなを生んで退院しようとしたその瞬間に、保険が切れていると言われ、出産にかかった全費用の請求。
請求書の金額は合計で3万ドルは軽く超えていました。
でも、私、一ドルも払わなかった。
途中で、何度も、めんどくさくなって、払いそうになったけど、通っていた学校も中断していたし、仕事も長期で休んでいたので、仕事だと思って、頑張りました。
そして、ある日気づいたのです。
これは、神さまからの公文式レッスンだと。
だって、請求書の送り主に、必死に、でも、丁寧に、払う必要がないことを説明し、わかってもらえたと思ったら、次の請求書です。
そして、金額はどんどん大きくなってゆくのです。
公文式でしょ。
問題どれもとっても似ていて、でもちょっとづつ難しくなってゆくって。
そして、最後にはなの出産予定日、2006年の1月5日から3ヶ月後までカバーするはずの保険が、2005年の10月5日から3ヶ月後の1月5日に切れてしまった日には抱いていたはなの上に涙をぽとぽとと落としてしまいました。
だって、はなは11日に生まれたのです。
でも、ミスは私の申請書類ではなく、保険会社の作った書類にありました。
予定日を0105ではなく1005と打ったのが保険会社だったことが確かめられ、請求は、それを最後にどこからも届くことはありませんでした。
そして、私のレッスンをやり遂げた報いは、はなという新しい赤ちゃんでした。
はなとは比べることができないけれど、でも、私は思うのです。
賢人のは、もしかした、規模が違うのかもしれない。
すごい報いです。
きっと。
だって、あの若さで、こんなに長期に渡って、これほど難しい課題レッスンなのだもの。