すごくよかった。
いろんなものが詰まっていて、なんて言っていいかわからない。
主人公の女の子が大人になってから書いた「大切なものはわずかです」、を思い出さすにはいられませんでした。
街から帰ってきたお父さんが姉のメアリーに靴をお土産に買ってかってきて、渡すシーンがあります。
妹のローラも、一緒に喜びます。
姉は妹に「大切にはくからね」って言うんだけど、ちょっと切ないの。
だって、ローラは新品の靴を履いたことがないのです。
で、お父さんは、じゃじゃーんとローラにも靴のお土産を渡すのです。
最後はせっかく建てて、大切に住んでいた小さな家を政府に立ち退くように命じられて引っ越すっという悲しい終わりなのに、でも、不思議と悲しくありませんでした。
清清しくさえあるのです。
内側で立ち続けるってこういうことなのだと思います。
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