イエスがまだ話しをしておられるとき、群集がやってきた。
十二弟子のひとりで、ユダという者が先頭に立っていた。
ユダはイエスに口づけをしようとして、
みもとに近づいた。
だが、イエスは彼に、
「ユダ。くちづけで、人の子を裏切ろうとするのか。」
と言われた。
ルカ22:47,48
世が笑顔をもってくる時、私たちは警戒しなければならない。
私たちもまた、主のように口づけによって売られるかもしれないからである。
人が信仰を害そうとする時には、必ず表面では深い敬意を見せる。
異端と不信仰の従者、なめらかな顔の偽善者に注意しようではないか。
しかし、もし私が滅びの子ユダのような憎むべき罪を犯しているとすれば、どうであろう。
私は目に見える主の教会の会員である。
私は聖餐式に参加する。
これらはすべて、私のくちびるをもってする口づけである。
これらに私は誠実であろうか。
もしそうでなかったらが、私は卑しい裏切り者である。
C.H.スポルジョン『朝ごとに』より
スポルジョンのこの厳しさが私には時々必要です。
だから、今朝は、彼の祈りをそのまま、真実な自分の告白として祈ります。
「主よ。
私を守ってください。
私を誠実かつ真実な者としてください。
すべての偽りの道から守ってください。
決して救いの主を裏切ることがないように。
イエスさま。
私はあなたを愛します。
私はしばしばあなたを悲しませました。
しかし私の願いは、死に至るまであなたに忠実であることです。
神さま。