Monday, March 7, 2016

ドライビング・テスト②

母が本気になってしごいたら息子が運転免許を修得できたと、そんな単純な話しではなく、このことには神さまの大いなるメッセージが込められている気が’してなりません。
あの日、土曜日の早朝、DMVを出発して通っている学校へまず向い、そこから、卒業した学校を順々に時間をさかのぼるように、巡った賢人と私。
ついに小学校のドライブ・ウェイで私は泣き出してしまいました。
そして、あの子に赦しを乞い、あの子は、何も怒ってなんていないと言い、私は赦されている確信はないけど、自分で自分を赦す決心をしました。
私が彼のためにしてきたことに、何ひとつ、有害なもの、無駄なものはなかったと信じる決心をして、キンダーの1年だけを通った学校と、デイケアに行き、そして練習を終えました。
2時間ほどのドライブだった思います。
私は、教えることに関してはプロなので、相手の感情とは別に、たんたんと変わるべき点、知るべき事を、できるだけ少ない言葉で告げて、後は同じ課題を、数回、同じコース、似たようなコースを走らせました。
私の涙の後、あの子は黙って、私の言う通りの運転をし、家の前で、「ありがとう」って言ってくれた。
そして、私はだいじょうぶって思えた。
この子は私の子。
そして私はこの子の親。
それが事実の全て、私の願っていることの全て。
アーメン

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