彼らがその地の産物を食べた翌日から、
マナの降ることはやみ、
イスラエル人には、
もうマナはなかった。
それで、彼らは
その年のうちにカナンの地で収穫した物を食べた。
ヨシュア記5:12
ヨシュアの率いる軍隊(ここからなんだか、ものものしい軍隊っぽくなるイスラエルの民たち)は、契約の箱をかついで無事に乾いたヨルダンを渡りました。
そして、マナはもう降らなくなりました。
地の産物を食べるようになったとあります。
たったの一言ですまされているけど、実はこれは、もう少し複雑で大変な気もちの切り替えであったことだったと思います。
私の空想の世界では、朝、しばらく探してみて、「終わったんだね」夫婦や親子、家族で口々にしみじみ、マナの終りを実感しちゃったりするわけです。
マナしかない時は、フレッシュな地の産物が食べたいものだと思ったと思うけど、いざマナが降り終わると、マナに似たものを作る主婦とか、料理研究家とかも現れて、高く売れたりなんかして、なんてね。