すごくよくできた、いいドラマ、『東京ラブストーリー』。
最初から、毎回、いつもひとつの結末に向かって、書き続けられている。
よい物語、よいエッセイ、よい文章ってみんなそう。
みんな、最初に強力な結論があって、そこに向かってそれを説得するために、書き綴られている。
感動の証は決して、ただのドラマチックや、運命のいたずらなんかではない。よね。
今や、世界中が赤名リカちゃんであふれかえっています。
素直に生きること、ネイチャーな自分の気もちにまっすぐにいるって、本当はとても危険で罪作りなことだと、27年経ってわかります。
それは、本当は自由な精神でもなんでもない。
でも、赤名リカちゃんも、その後の人生の中で、それを知ったかもしれないね。
うん。きっとさ。