Thursday, December 8, 2016

詩篇 40篇

私は切なる思いで主を待ち望んだ。
主は、私のほうに身を傾け、
私の叫びをお聞きになり、
私を滅びの穴から、
泥ぬまから、
引き上げてくださった。
そして私の足を巌の上に置き、
主は私の口に、新しい歌、
われらの神への賛美を授けられた。
多くの者は見、そして恐れ、
主に信頼しよう。
詩篇 40:1~3
去年の今頃、幼稚園の冬の発表会を前に、子どもたちの劇のふりつけ作りに頭を抱えながらも、心は初めてのはなの『くるみわり人形』の心配で一杯でした。
時間のこと、メイクのこと、ヘアのこと。
楽しむ余裕なんて全くなく、表面は笑っていても、中はプレッシャーでピンピンに張りつめていました。
そこで、私が何を考えたかというと、
「私には、分不相応だったのかもしれない」
「ここは、私が足を踏み入れてはいけない世界だったのではないか」
『くるみわり人形』のことです
幼稚園の仕事は、決して滅びの穴でもなければ、泥ぬまでもないけれど、こういう気もちは、まさに泥ぬまであったかもしれません。
今年、そんなプレッシャーから完全に解き放たれました。
これには、新たなる主のご計画がある気がするけど、それが何であるのか、まだはっきりとは見えてきません。
だから、今はこの手のひらの上にあるものを、大切に大切に愛するように、愛せるようにと祈るばかりです。