Monday, December 19, 2016

華に気づいたはな

★今日ははなと映画を観に行きます。
『MOANA』。
実は初めて一緒に劇場で映画を観ます。
いつの間にか、はなははなのお友だち、私は私のお友だちと楽しむことが無言のうちに決まっていたけど、これはなぜか一緒に行けることになりました。
楽しみです。
★神さまは、私にとって一番良いもので私の人生を満たしてくださっているって、今朝書いたけど、そのことをしみじみと考えてみています。
昨日観た『くるみ割り人形』はよく訓練されて整えられたダンサーたちが、とってもきちんときれいに踊っていた。
華やドラマや色気や笑いはどこにもなく、小さなダンサーや年配のダンサーもなく、安心で平べったいムードが全体を支配していました
幕間にシャンペンやビールを片手にくつろぐ人もいなければ、まるでフットボールの応援のような黄色い歓声も奇声も口笛もありません。
はなは、しきりに色が違うと言っていた。
劇場の色、舞台装飾の色、衣装の色、照明の色、ダンサーの色、お客の色。
私もそう思う。
もしここに間違って来ていたら、はなも私も絶対に脱落していた。
あまりにも正しすぎて、あまりにも清すぎて。
サンペドロ・バレエ持つのプロデューサーの色、ダンサーひとりひとりの持つ色気のようなもの、ワイルドな美しさや華に気づいたことは、はなとってとても良いことだったと思う。
★でも華ばかりを求めてはいられないのがお稽古事の世界。
地味な練習やややこしいセオリーを抜きには上達できないのが音楽というもの。
この冬は、教室のポリシーとレベルや年齢や目的にあったレッスン・プラン作りに励むつもりです。