主は御霊です。
そして、主の御霊のあるところには自由があります。
2コリント 3:17
平和をもたらすということは、もめそうになったとき、問題が存在しないかのようにふるまったり、相手と話し合うことを恐れて、そこから逃げ出すことではありません。
自己主張とは、自分の考えや感情、要望や必要なものや望んでいることが叶うように、それをきちんと− 意地悪をせず、不機嫌にもならず、反抗的態度を取らず、敵意を持たずに −言うことなのです。
自己主張できる女性とは、自分の権利のためには確信を持って立ち上がり、自分や人の領域を侵さず、他人への思いやりを示しつつ、ここまで、という限度は守ります。
こういう人は、自然に周りから敬われ、高く評価されます。
本当の自己主張は、それが聖霊の働きによってなされるなら、神様から与えられた美徳です。
スー・オーガスティンの『埋もれている夢を掘り出す21日間』より
とても上手に自己主張をする女の子を知っています。
はなです。
はなは、私が少しでも乱暴な話し方をすると、「声が大きいよ」と言います。
私がそれを無視して話し続けると「そうやって言うなら、聞かない」と言って、その場を離れてくれます。
そして、私が、落ち着いた頃を見計って現れ、「もう一回言って」と言ってくれます。
彼女は、小さな頃から絶対に敵意を持って身体に触ることを、私に許しませんでした。
ふりほどいて、逃げてしまうのです。
そして、しばらくして、ニコニコして「なあに?ママ?」と聞いてくれました。
私が夫にして欲しいと願っていることを、とても上手に伝えてくれます。
授業がオンラインになり、自宅待機になって以降、毎日のように、私の願いを庭や家のあちこちで、夫と一緒に叶えてくれています。
昨日は、使われていないスチールのゲートが撤去されていました。
ガレージの脇で目だたなかったけど、私は、ずっとそれが嫌いで、夫にも言っていたけど、なかなか、動かず、ついに、はなが夫に伝えてくれたようです。
スーの言葉を借りるなら、彼女の自己主張術は聖霊による美徳かもしれません。