Tuesday, August 23, 2016

Ⅰサムエル18章

サウルはダビデを恐れた。
主はダビデとともにおられ、
サウルのところから去られたからである。
Ⅰサムエル18章
ここからの物語は、何度読んでも、読むその時の自分のの状況や立場によって、いろんな違ったものが見えてきます。
本当におそろしい妬み。
サウルの妬みは、半ば、何がなんだかわからず、何が気に入らなかったのさえ、思い出せないぐらい、しつこく、ただダビデを破滅させることに向けられてゆきます。
映画、『アマデウス』のように、『シンデレラ』のように。
「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った」と言われたのがくやしかったから、もっとがんばろうということもなく、ただ、人々にそう言わせたダビデに憎むサウル。
憐れな王さま、サウル。