共に、賢人も小さな頃大好きだった本です。
こちらは賢人の本 やえもんは右開き、ちいさいおうちは左開き それがこの2冊の決定的な違いです |
全く違うタイプ、違うタッチで描かれたのお話だけど、でもテーマはすごく似ている。
それは、一言で言うと、「いのちと永遠への憧れ」。
子どもになったつもりでじっくりと読みました。
どこが難しいかな、どこが好きかな、どこが悲しいかな、どこで笑うだろう・・・。
そして、『ちいさなおうち』の方が好きっと思った。
翻訳されているにも関わらず、世にも美しい文体はまるで歌のよう。
それでいて言葉は全てこどもに理解できるものばかり。
一方『きかんしゃやえもん』には日本語を話す人の心をつかんではなさない、日本語独特のリズミカルで愉快なことばがたくさん出てきます。
どちらか一冊を選びなさいと言われたら、あなたはどちらを選びますか?
私は結局選べずに、お昼寝から起きてきた子どもたちと楽しくはないちもんめをして帰ってきました。
人気ブログランキングへ