Tuesday, June 28, 2016

夏休み読書メモ・日野原重明語録⑤

●いのちも、空気も、すべて神さまのものです。
人間は自分勝手にこれらを使い、このことに気づかず、そして心配しています。
しかし、忘れないでください。
赦しがあります。
この赦しを感じ、知ることによって、わたしたちはまた生き返ることができます。
●サンテクジュぺリが、素晴らしい言葉を残しています。
「たいせつなことはね、目に見えないんだよ」という『星の王子さま』の言葉もそのひとつです。
みなさんがたいせつだと思っているものはみなさんの肉体でしょうか、みなさんの頭脳でしょうか、それももなさんの財産でしょうか。
みなさんの本当に大切なものは何でしょうか。
●アウシュヴィツの収容所でナチスによってユダヤ人が数百万も殺されなか、やっと生き延び、後にその体験を詳しく書いたヴィクトール・フランクルをご存じの方も多いと思います。
彼は人間をこのように定義しています。
第一に人間は、愛し愛されることに価値を見いだす生き物である。
第二に人間は、何かをつくりだすことに価値を見いだす生き物である。
第三に人間は、耐える生き物である。