あなたがたは、私に悪を計りましたが、
神はそれを、よいことのために計らいなさいました。
創世記50:20
創世記の最後の章を今日読み終わりました。
ヤコブの家族は、かつて、兄たちによってエジプトに売られたヨセフによって呼び寄せられ、ききんから救われ、生きのびることができました。
エジプトの地で家族は再びひとつになり、ヤコブもヨセフも異国の地でその生涯をとじました。
死ぬ前にヤコブはヨセフのふたりの子を祝福します。
妻はパロの親戚のエジプト人のはずだけど、そんなことを気にする記述は一切ありません。
そして、49章ではまるっとひとつの章を割いて、12人の息子をあつめて、長子ルベンから順に、それぞれへの祝福をさずけます。
エジプトで17年生き、147歳で死んだと記されています。
そして、ヨセフは、「神は必ずあなたがたを顧みて、この地からアブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地へ上らせてくださいます。」と兄弟たちに言い残し、110歳で世を去ります。
私は、12人への祝福のことばが好きです。
ヤコブはラケルへの愛ゆえのラケルの子たちへの溺愛が招いた淋しかった人生を、後悔していたに違いないと思います。
10人の兄たちにを上から順に、祝福を授けたのは、きっとそういうわけなのだろうと思って読みました。