Sunday, October 30, 2016

エズラ記 9章

イスラエルの神、主。
あなたは正しい方です。
まことに、今日あるように、
私たちは、のがれた者として残されています。
私たちは罪過の中であなたの御前におります。
このような状態で、
だれもあなたの御前に立つことはできないのに。
エズラ記 9:15
ペルシヤの王、アルタシャスタに送り出され、エルサレムに無事帰還したエズラが見たものは、イスラエルの民、祭司やレビ人のその他の民族とのぐちゃぐちゃの雑婚でした。
どのくらいぐちゃぐちゃ書いてみると、カナン人、ヘテ人、ぺリジ人、エブス人、アモン人、モアブ人、エジプト人、エモリ人。
バック・グランドはもちろん偶像礼拝でしょう。
落胆し、途方にくれるエズラは、しばし、かたまり、でも気を取り直して、とにかく祈り始めます。
外国に散らされたのは、民族のアイデンティティを分解しわけをわけらなくするためであったのだろうから、本当に仕方のない罪だったと私は思う。
私は、自分がアメリカに来て、そしてキリストに出会ったから、その簡単さはすごくわかるのです。
6章までは3人称の文章、7章の途中でアルタシャスタの話し言葉、そして8章では「私」という1人称。
エズラの文章です。
この通読を始めて、初めて、登場人物その人が書いている文章に、客観的に読むことを禁じられら思いで、感動しています。