Monday, February 6, 2017

不幸のどん底のような濡れ毛布と活字中毒者の新しい文字への禁断症状

★よく降っています。
こんな日に誰もいない家の中で、聖書を開いて、仕事の準備をできるって、なんという幸せと思いながら、お昼近くまで、ぐぐぐっと集中して作業していて、はっと気づいた。
まさに「!」と。
犬のジョエルをどしゃぶりの庭に締め出したままだ。
いつからかっていうと、朝、はなを学校に送って行く時に、トイレのために出て、それっきり。
すっかり忘れていた。
ひとりで幸せ・・・・・、えっ?ひとり?
そんなはずない気がするけど、えっと誰かいる気がするけどって。
ごめんよ、ジョエル。
ドアを開けて、呼ぶと幸せの極みのような喜び方で走ってきたジョエル。
喜びまくる、不幸のどん底のような濡れ毛布。
犬って偉い。
★今朝、書きかけた不思議な話の続き。
その本は『ファイヤー・ストーム 決断する愛』。
タイトル全然違うけど、The Love Dare の日本語版でした。
神さまって、なんでもできる。
知ってたけど、でも本当になんでもできる。
神さまがすぐ近くにいて、私をじっと見ながら、「よくみつけた」って言っている気がして超・ドキドキしながら、礼拝前の静まりの時のために小さくピアノを弾いていたら、えりさんが入ってきたので、音楽をぶつりと切って、彼女に走りよりました。
本を見せると、なんとか似たような題材をあつかった別な本であることを確認しようとするけど、似てないの。
まんまなの。
見慣れないカタカナの名前に、ケンドリックとあり、第1日めは、「愛は忍耐」
20日めは「愛はイエス・キリスト」、最終日の40日めは「愛は契約」
忘れもしません。
訳すのに最も苦しんだ最初の英語的なフレーズ、「愛の力は決定的な効果をもたらします」
「まきさん、すごい」とえりさん。
「うんすごい」
なぜかひそひそ話す私とえりさん。
こんな文学的でトリッキーな訳のタイトルじゃ、見つかるはずもない、『ファイヤー・ストーム 決断する愛』なんて。
★さっそく借りて帰って、今朝、自分のを日系書店に注文しました。
後で、あのがさがさした物置のはじっこの、あまりにも場違いに新しく充実した内容の図書についてこそっと(なぜかこそっと)質問したら、毎年、図書のためのバジェットがあって、それを使って、選ばれた本が積まれているということ。
古典にしても、現代的な教科書にしても、新しい良書が妙に充実してるのはそういうわけのようです。
うううう・・・あそこを、きれいに整理整頓したい・・・。
二重に並べられ、平積みもされていたから、かなりの宝が隠されているに違いないと思うといてもたってもいられない。