★私が自分の子どもたちに身につけて欲しいと望む、学校では教えてくれない技能は、ただみっつ。
その①自転車に乗れること
その②泳げること
その③日本語を話すこと
もし、ここにあとふたつほど付け加えても誰の反感も買わないなら、
その④ピアノが弾けること
その⑤スキーが滑れること
をつけ足したい。
ひとりは全てクリア。
もうひとりは、その②を現在奮闘中。
その⑤もこれからの課題。
★はなは最近やっと楽譜が読めるようになりました。
苦節5年で、本当にやっと。
はなのように長い間、楽譜が読めずにピアノを練習している子を私は見たことがありませんでした。
でも、読めるようになったら何でも読みます。
これも新しい発見です。
例えば、これ Fメジャーね、とそこを読むと、Fのキー(音階)以外の音を出して間違えることがないし、これは4分3拍子って、そこも読んで、どんなリズムの間違いをしたとしても、3拍子はキープします。
早くから楽譜を読めるようになった子は、5線の上の玉や旗を読む習慣が先につき、理論は後から学ぶのでなかなかそうはいかない苦しさがあります。
私が細かいところから目を離して楽譜を全体でつかめるようになったのは高校生ぐらいだったから、「あっ、これなかなかいいかも」と思います。
私は、その線を越えた子をインデペンデンス・ピアノプレイヤーと心の中で呼んでいるのだけど、そういう風に楽譜が読めると楽にそれが越えられると思うのです。
★私は、スキーをしたことがありません。
私にとってスキーは都会の若者の遊びでした。
したことがないって、チャンスを自らどんどん遠ざけて、嫌いなふりしちゃうっていう、悪循環です。
これを俗にコンプレックスと呼ぶ(呼ぶと書いたらヨブと出てきて、つい悲しい)のだと思い、うちの子たちには、機会を与えたいと毎年冬になると思います。