あなたの手に悪があれば、それを捨て、
あなたの天幕に不正を住まわせるな。
そうすれば、
あなたは必ず、
汚れのないあなたの顔を上げることができ、
堅く立って恐れることがない。
ヨブ記11:14,15
ヨブの友だちのツォファルのことばです。
私は彼がヨブの潔白を知っていたと信じたいです。
なにしろこのヨブ記に出てくる3人の友らは、七日七夜、黙ってヨブの側にただよりそってくれていた人たちだもの。
まずは、大きな友情、大きな愛が前提のことばであったと信じて読みました。
でも。
そう、でも。
ヨブだってそんなことはわかっているのよね。
同じ痛み、同じ悲しみ、同じ苦しみ、同じ恐れは、ひとつとして人の世界には存在しないから、苦しくない人が苦しい人にかける有効なことばはこの世界にない、ということです。
だから、人は十字架が自分のものだったと悟るにいたるのだもの。
イエスだけが知る苦しみ。
イエスだけが知ってくれる苦しみ。
イエスとイエスを受け入れた時に受ける聖霊だけが、知っている苦しみ。
イエスとイエスを受け入れた時に受ける聖霊だけが、知ってくれる苦しみ。
人の世界には、決して同じ苦しみを分かつ人はいないということです。