Wednesday, November 9, 2016

夢・ふたたび ~たぶん最終回

父から、夜中のうちに、ピアノの蓋の中に刻まれた製造番号が写真で届きました。
朝、一番にそれを、ピアノ屋さんにEメールで送ると、とても残念な答えが返ってきました。
1980年代のピアノで象牙が使われているというのはちょっと考えにくいという話から、それは、もしかしたら、象牙にとても良く似せて作られたアイボリニという素材ではないかとということだったので、それをはっきりさせるために父に番号を送ってもらいました。
結果は、KAWAI のCA 40 に限っては、その頃、一度だけ、最後のとても貴重な象牙を使って製造されていたそうです。
YAMAHA では70年代に象牙を使うことをやめているし、KAWAI も同じ頃から使わなくしていたのを、記念モデルとして最後の象牙使って製造、販売されたということらしい。
大阪で象牙をはずして、LAでアイボリニという鍵盤をつけるという方法で見積もりしてみますと言ってくれたけど、それはあまりもピアノがかわいそうだし、私のわがままだから、たぶん、輸入はあきらめると思います。
ということで今とても悲しくて、悲しくて、はなを送って帰ってきたのに、カーテンを全部閉めて、パジャマのずぼんに戻って、悲しみ体勢を整えました。ち~ん。