Thursday, December 21, 2023

喉元過ぎれて熱さわすれた親子

出発直前に起きた騒動について。
母の異変に気づいたのは日本時間の月曜日の朝7時半でした。
その日、母は私のLAからのテレビ電話の呼びかけに、声の返事だけでなかなか姿を見せてくれませんでした。
ゆっくりゆっくり現れた母に、最初は異変に気づかず、「おはよう、お母さん、ゴミを見てくれる?今日は可燃物なのだけど」と言うと、母はゴミ箱を見もせずに、「今日はそんなににないみたい、この次に一緒にするわ」と。
外に出たくない気分なのかな?もしかしたら起きたばっかりなのかもしれないと思って、「わかった、じゃあ木曜日に私がまとめて出すね」と言って通話を終わらせたのだけど、その後、ちょっと気になって、居間に設置したカメラで母を見てみたのです。
すると、母が右足をひきずっているのがわかりました。
あわてて、ケアマネージャーにラインで母の様子を知らせました。
するとすぐにデイサービスの事業所に連絡を入れてれました。
ちょうどお迎えに時間だったので、私は玄関のカメラで座ってお迎えを待つ母を後ろからじっと見つめていたら、お迎え到着。
居間のテレビ電話をつげっぱなしにしていたので、「おはようございま〜す」とあいさつ。
「なんばさん、足が痛いんでしょ、ちょっと待ってててね」と言って、ささっと家に上がってくれて、テレビ電話の私に、責任者に様子を見てもらうのでちょっと見ててもらって良いですか?」と言ってくれました。
「はいはい」と玄関のカメラで母を見つめていたら、間もなく、責任者さん到着。
ずぼんをまくって足を見てくれて、「ずいぶん腫れていますね。お家にひとりでいても痛いし動けないし、それは大変だから、がんばって一緒に行きましょうか。デイには看護師さんもいるし。」と抱えて、連れて行ってくれました。
そんなこんなな後の翌日、やっとの思いでパッキングをすませ、エアポートへ。
その後、ケアマネさんから翌日の火曜日に整形外科に行くという連絡を受けたので、その事を母に伝えようと火曜日の朝、いつもの時間にテレビ電話で母を呼ぼうとしたのですが、安静にしていたら、起こすのはかわいそうと思って、先にカメラでお部屋の様子を確認。
やはりカーテンが閉まっていて、起きている気配がありませんでした。
それで、合鍵を預かっていただいているお隣のおばちゃんにラインで事情を説明して、9時半にケアマネさんが迎えに来てくれるだけど、もしかしたら、鍵を借りにくるかもしれないと伝えておきました。
ケアマネさんに太田さんが合鍵を持っていることを書き、それから、神さまに促されて(あのエアポートのバーでバドワイザーを飲みながら!!!)最近教会で誘われて入れてもらったライフグループ(私自身のクリスチャンサポートチーム)にも事情を書いて、私は飛行機に乗り、約12時間はただ祈ることしかできない人状態に。
羽田に着いたら、無事もうお医者さんは終わっていて、骨折でも大きな怪我でもなく「偽痛風発作」という診断で膝に注射をもらって、お薬を処方されたこと、安静にしていれば、じきに元通りになることなどをラインで書いて送ってくれていました。
私はちょっと安心して、いえ、とってもとっても安心してしまい、その夜は羽田のホテルで東京のお友だちとビールを飲みながら、テイクアウトしたおいしいおつまみを食べながら、半年分のお互いの身の上話に盛り上がり、ようやく水曜日の夕方、飛行機とバスと電車をのり次いでようやく帰路に・・・。で、これを発見
おかあさん・・・・。喉元過ぎれば、熱さ忘れるって、このことね。
母は足が痛かったことなど、きれいさっぱい忘れ、私は満面の笑顔を迎えてくれたとさ。
めでたし、めでたし。

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