Sunday, August 18, 2019

民数記14章と詩篇61篇

それでも、彼らはかまわずに山地の峰のほうに登って行った。
しかし、主の契約の箱とモーセとは、宿営の中から動かなかった。
民数記 14:44
勇敢なカレブの証を信じず、彼を殺そうと大騒ぎする民を、モーセに代わって罰しようとする主に立ち向かい、モーセは徹底的に民の側に立ち、民を弁護します。
必死に民のためにとりなします。
自分に逆らい、自分に反抗し、なぜエジプトから自分たちを連れ出したのかとまでのたまう民のために神の前にひれ伏すモーセ。
19節「どうかこの民の咎をあなたの大きな恵みによって赦してください」
そして、主は、そのモーセの願いを聞き入れます。
20節「わたしはあなたのことばどおりに赦そう。」
雲の上の人モーセから、憧れを持つことすらはばかれるような偉大なる彼のリーダーシップから、こんな私に、「本当に大切なことを学び取りなさい」と神さまは言ってくださるだろうか。
人間モーセは、決して、どんなことがあっても、どんなに文句を言われても、どんな裏切りにあっても、神の立場に立って、神と一緒に人を裁くことはしなかった。
彼は、徹底的に自分を民の側に置いて、いつも民のために、神にとりなした。
でも彼は、それを自分の「分」と決めているかのように、恵みを悟ることをしない民を追うことはなかった。
今朝の詩篇は、私にこう歌います。
私は、あなたの幕屋に、いつまでも住み、
御翼の陰に、身を避けたいのです。
詩篇 61:4