しかし、神である主は、私を助ける。
それゆえ、私は侮辱されなかった。
しれゆえ、私は顔を火打石のようにし、
恥を見てはならないと知った。
イザヤ50:7
あなたは、感情に支配されるようには生まれついていません。ただ気をつけないと、感情はあなたの人生を支配し、悲しくつらい過去に必要以上に浸らせてしまうのです。
どんな感情であれ、そう感じる時間は、実は自分で決められることを知っていましたか。
私たちの感情に影響を与える三つの領域があります。
これらはコントロール可能で、未来の祝福の扉を開くことも、反対に私たちの心の傷や苦痛、困難などに向けさせておくこともできます。
あなたの思考―何を考え、何を思っていますか?
思いがそれほど重要な理由の一つは、感情はすべて〝思考〟から始まるからです。
ある状況が起こると、私たちはそれに対して意見を持ち、何が起こっているのか即座に判断しはじめます。
人間の思考はとてもリアルで、しかも強力です。
思考パターンを変える力強い方法の一つは、神様がどんな方で、何をしてくださったか、神様が自分について聖書の中でなんて言っておられるのかを黙想することです。
黙想するとは、何を思うかを選択し、どんな考えに集中するかを決め、それに心を向けることです。
あなたのことば―どんなことを言っていますか?
あなたのことばは、あなたの思考や黙想してきたのこの軌跡なのです。
あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。
ことばには信じられないほどの威力があることを忘れないでください。
自分のことばを「種」ととらえ、こうなってほしいと願うことを植えていくのです。
あなたの心持ち―どんな気分ですか?
思考やことばは態度となり、そして態度は、どんな心持ちになるかを大きく左右します。
感情のお荷物を全部ほどくためには、思考とことばを聖書のことばに合わせてください。
そうすれば健やかな気分や前向きな態度が生まれ、あなたを損なう感情が崩れていくのがわかるでしょう。
涙は贈り物です。
泣きたいことがるまら、どうぞ涙の流れるにまかせてください。
過去を手放すときに、感情的になって涙が出るのは、私たちの身体を洗い流して浄化し、病気から守り、人生のバランスを取り戻そうとしてくれているのです。
泣くときは、うめいたり、ため息をついたり、わんわん大泣きをしてください。
このような本能的なうめきは身体の声、また祈りの一種でもあり、心の痛みを驚くほど和らげてくれます。
神様があなたにくださった複雑さや深さを理解したときに初めて、自分の感情の構造の美しさを理解し、価値あるものとして受け入れられるようになるでしょう。
スー・オーガスティン
今週、私も実は泣きました。
クルマの中で運転をしながら。
それから、聴いていた音楽をとめて、静かに祈りはじめたのです。
金曜日の夕方、賢人のピアノの先生のお宅へ向う、途中でした。