勤労の実を食べる喜びとは

あなたは、自分の手の勤労の実を食べるとき、

幸福で、しあわせであろう。

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人生の中で３回ほど、失業状態を味わったことがあります。

多いでしょうか・・・。

最初の2度はまだ、若かったし、1年だけ休もうと思って仕事を辞め、まんまと1年後によりよい職場によりよいお給料で就職し、なんの痛みも感じませんでした。

貯金なんてそんなになかったけど、不安もなかった。

家事は楽しかったし、家族との時間もすごく幸せだった。

なんとかなると信じて休めた。

でも、3度目は辛かったです。

父を看取った安堵と自信と満足、そして父を見送った喪失感、コロナ、そしてもう若くない自分に漬け込まれて大混乱。

平安を取り戻すためには、どうしても毎日、家を出て、働かなければならないと心から仕事を渇望した。

働きたい欲求がどうしても抑えられなかった。

このみことばの意味が、今、よくわかります。

お金を使う本当の喜びって仕事があってはじめて味わえることを知りました。