父と母と一緒にすごすって、そこにテレビもあるから、すごく一杯観てる。
日本に来て、一番おもしろかった番組は、ドキュメンタリーで賞をもらったという傑作、「テロの街の天使たち ブリュッセル6歳児日記」。
どうやって作ったのだろうと本当に心から感心、感動。
生々しい6歳の少年たちの大人社会への純粋な疑問や意見、宗教観、そして友情。
生き生きした主体的な遊び。その遊びがそのまま、戦争をくり返す、大人たちの挑戦状のよう。
そして、平和への憧れをかき立てる。
それから、「松田聖子スペシャル」
40周年を記念して作られたこちらもドキュメンタリー。
40年もの間、ずっと、音楽への情熱を高く大きく持ち続けるってすごいことだと思う。
人生って、仕事って、結婚とか出産とか子育てとか子どもとしての親への責任とかそんなステージに合わせて、いろんな風に揺れたり、変わったり、切れたりするもの。
でも、彼女は本当に一途に一筋に、やりたいことに邁進し、しかも、それがヒットしている。まさに、ヒット、時代がみた夢に命中させ続けているからすごい。
おもしろい番組がたくさんありすぎて、選ぶのが難しいほどです。
でも、くだらないのも山のようにあり、あまりのくだらなさいに、かえって感心したりして。
テレビの人と家族みたいな一体感を幻想させちゃうみたいに、毎朝同じメンバーでお料理やお天気やコロナ対策とか大掃除とかの話題を提供してくる人たちがいるのだけど、彼らの意見や忠告や助言を聞いて、うんうんとなる日本のお年寄りたちが一杯いると思う。
1人でがんばっているおばあちゃんとか。
No comments:
Post a Comment