Monday, June 27, 2016

夏休み読書メモ・日野原重明語録②

●知っていなくてはならないことはただひとつ、なんとか耐えればよいのだなということ。
●ボクシングでいえば、ノックダウンされるけれどもノックアウトされないということです。
リングの外に出て失格するのではなく、膝をつくかもしれないけれども、必ず再起できるという信仰をもって、耐えなさいというのです。
●世の中には変わるものがたくさんあります。
科学の原則さえ変わります。
しかし、変わらないものがあります。
聖書の中に記された、神さまが与えてくれた知恵です。
学んでも学びきれない真実の知恵です。
●クリスチャンになるということは、ものの解釈の基準が変わることです。
●神さまは、わたしたちの能力をご存知です。
だから、耐えられない試練はない。
こころの目が開かれ、霧がさっと去れば、細い道が見れてくる。
そういう備えをしておいてくださるというのです。
この試練は、苦しくとも耐えられると神さまからいわれている試練なのだというふうに考えることのできる人は、このヤコブの手紙に書かれているとおり、命の冠を与えられる人ではないかと思うのです。
そして、試練に耐えた姿、その実存的な姿は、周囲の人々にとって大きな救い、励ましとなるのです。