Saturday, July 20, 2019

出エジプト記 40章

そのとき、雲は会見の天幕をおおい、
主の栄光が幕屋に満ちた。
モーセは会見の天幕に入ることができなかった。
雲がその上にとどまり、
主の栄光が幕屋に満ちていたからである。
イスラエル人は、旅路にある間、
いつも雲が幕屋から上ったときに旅たった。
雲が上らないと、上る日まで、旅立たなかった。
イスラエル全家の者は旅路にある間、
昼は主の雲が幕屋の上に、
夜は雲の中にあるのを、
いつも見ていたからである。
出エジプト記 40:34~38
すごい知らせがあります。
夢みたいだけど、一晩寝て、夢ではなかったので書きます。
お兄ちゃんに会いに、彼の妻が来てくれたそうです。
まず、この時点で、私は、彼の、成長し続ける癌細胞と生きる日々が、モルヒネ以上に痛みを和らげ、幸いで、平安で、良いものになるに違いないと嬉しすぎる話なのに、話はここで終わらず、なんと、一緒にお医者さんに会い、キモセラピーを始めることを決めたようです。
ふたりで、お買い物などにもお出かけしたらしい。
このどんでん返しなドラマチックストーリーは、まさに神の脚本です・・・。
私、お兄ちゃんに癌が再発して、もう、本人が手術も治療もあきらめていると聞いた時、まず、お医者さんに会いたいと思いました。
この夏の航空チケットを探す前に、Eメールでざっと事情を聞こうと、必死に連絡先を調べて取るも取りあえず、疑問をぶつけてみました。
医師からも看護師さんからとても丁寧で、心のこもったお返事をいただき、それを公開しました。
覚えているでしょ。
それで、そのお返事読んで、「今じゃない」と思ったのです。
なぜかは、わかりません。
でも、こういう筋書きが、神さまによって用意されていたんだなって、今、とても感動しています。
お兄ちゃんは喉に癌ができた時、妻にも言わず、誰にも言わず、自分の殻の中に、ガッチリと閉じこもってしまいました。
誰にもこじ開けることのできない鉄のような殻です。
彼女がお兄ちゃんをあきらめ、家を出たのは、あたりまえで仕方のないことでした。
お兄ちゃんが大分の実家に戻って来てからも、何度か泊まりがけで会いに来てくれたようだけど、お兄ちゃんの鉄の殻は、変化せず、この3年ぐらいは誰も、彼女にそれを期待しようとしなくなっていました。
それなのに、それなのに、神さまは、あきらめていなかった。
お兄ちゃんが、彼女に励まされながら、生きるならそれは、素晴らしい人生だと思う。
★写真は、私が持っている唯一のお兄ちゃんと彼女の写真