「意識的に背筋を伸ばして、首を長くする。
軽くあごを引いて、胸を自然に張り、ひじを体の側面より後ろに引く、そして頭を背骨の上にのせる。
姿勢を整えると、上品な自信がひたひたと満ちてくるような感覚があります。
これで、一流ホテルのロビーでも人気の洒落たレストランでも、丁重に扱ってもらえる「私」になりました。
たとえ何も持っていなくても、一瞬で気品を身にまとるためにあなたができること、それが『きれいな姿勢』なのです。」
とても良い文章だと思って、ノートに書き取りました。(図書館の本の読書とは一期一会なことばとの出会いなので、そうすることで、安心して返すことができます)これは、一流ホテルのロビーや人気の洒落たレストランなどとは無縁な私にも実感することのできる、この世の法則です。
すなわち、そこで一生懸命に働いてくれている人に敬意を払って、期待を持ってお行儀よく待っていれば、聞かれたことにわかる範囲内で、ごまかずことなく正直に誠実に答え続けていれば、必ず、最高のサービスを受けることができるのです。
役場でも、郵便局でも、病院でも、銀行でも。
本当にそうなのです。
ポイントは「期待を持って」にあるのかもしれません。
そこに神さまが、憐れみや恵を持って返してくださるのだと思う。
27年前のアメリカでもそうでした。
27年ぶりの日本でもそうでした。
きっとどこの国に行っても通用する、覚えておくべきこの世の不文律です。
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