昨日はどんなバレンタインデーをすごしましたか。
私は、束の間のチョコレートの備蓄とお花あり状態をエンジョイしております。
夕べ読んでいた本の中に、とてもおもしろいことが書いてあったので、忘れないうちにそのことを書きます。
組織のエネルギーの流れには二つあり、ひとつは、権力のエネルギー。
これは上意下達という(初めて聞く言葉です)方向に流れるエネルギーで、このエネルギーの中にいる人はなるべく大きな権力を得ようとがんばります。
そして、もう一つのエネルギーの流れがネットワーク。
四方八方に流れ、このエネルギーの中にいる人は助け合い、分け合うことをがんばり、めぐりめぐって戻ってくるエネルギーを得るというもの。
この場合の「権力」も「ネットワーク」も共にエネルギーの流れを示すことばとして使われていました。でも、ネットワークの中にいても、権力を欲しがる人や、権力の中にいても、ネットワークを作り始める人っているよね。
だから、私は、それは組織やグループのポリシーというよりは、個人の好みによるものだと思う。
良いとか悪いとかではなく。
でも、ひとつだけ、知っておくべきことがあるとするなら、権力って、それを示す対象が常に必要だから、ひとりでは生きてゆけないってこと。
聴いてくれる人、わかってくれる人、感謝してくれる人、ほめてくれる人、敬ってくれる人、言うことを聞いてくれる人。
一方、ネットワークの人はひとりでも周囲に影響与えることができます。
聴いてくれる観客も見つめてくれるファンも兵士も奴隷も理解者もいらない。
ただ、主権という名の下で、自分に満足のいく仕事をすることで、十分すぎるものを周囲から受け取ることができるのだと思う。
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