Monday, July 12, 2021

穏やかで静か、そしてやさしい日々


あなたの義によって私を導いてください。
私の前に、あなたの道をまっすぐにしてください。
詩篇 5:8

あの、日本の蒸し暑さをなつかしく思えるほどに、時間が静かに、でも確実に流れてゆきます。
荒れ放題だった庭も、乱れまくっていた家の中も、少しづつ落ち着いてきました。
片付けやそうじがひと段落し、毎日の食事作りを楽しめるようにもなってきました。
母とは、日本の朝に2度、顔を見ておしゃべりしています。
ゴミのことや、食べた後のお弁当箱のこと、デイサービスのことなどを確認して、お天気や気分について話します。
居間に据えて帰った、モニター付きのスピーカーのおかげで、良い画像と音で、いつでも居間の様子、母の様子を知ることができるし、玄関のカメラは、母の出入りや、デイサービスの送り迎え、ガラス越しに映るお弁当のデリバリーまでも録画しておいてくれるので、心配な時は、その録画を確認して安心することができます。
母は、淡々と静かに一人暮らしに慣れて行っています。
生活にはなんの乱れもありません。
毎日、決まった時間に起きて、決まった時間に朝ごはんを食べているようです。
カーテンは開かれ、毎日違うかわいいブラウスを着て、お化粧をしています。
今のところ、私がいた頃となんの変化もありません。
このまま、12月まで母が穏やかでやさしい表情のまま、静かに一人暮らしをエンジョイしてくれることを心から願っています。
 

No comments:

Post a Comment