そして、いつのまにか眠っていました。
目が覚めてもあわてて何かをする気にもならず、お庭の写真の本をベッドでぱらぱらとめくり、そして、ふっと思って帽子をかぶって自分のお庭に出てみました。
出しっぱなしのバトミントンのラケットやシャボン玉のおもちゃ、フリスビーなどをひろいがてら、少しだけ、草をぬきました。
なんとかしたいな、このお庭って思います。
いつも思っているけど、ずっと思っているけど・・・。
夕食の下ごしらえをして、ラップトップを開いたら、父がスカイプで呼んでくれました。
は~い。
思えば、父も母も私の進路に関しては本当に全く口を出さなかった。
17歳で結婚するって言い出した時も、何も言わずに送り出そうとしてくれた。
デパートに、家具まで見に行ってくれた。
土壇場でキャンセルしたときも、それをそのまま受けいれてくれた。
そうね、私はせめて自分がしてもらったことは、賢人にしてあげなきゃね。