光を放ちたい

起きよ、光を放て。

あなたの光が来て、

主の栄光があなたの上に輝いているからだ。

イザヤ 60:1

人生は人との競争ではないってことは、自分で学んだり、教えてもらったりしなければ、知ることのできない知識なのかもしれないと思う。

ヒトは、例えば、アベルとカインやエサウとヤコブがそうであったように、学ばなければ、勝手に競争に向かってがんばってしまうように思えてなりません。

それとも、それも、アダムとエバの失敗以来の暗闇の力、悪魔の趣味なのでしょうか。

小さなひとをがんばらせたい時に、つい、「ほらAちゃんを見てごらん、じょうずにできたよ。あなたにもきっとできる。だからがんばって！」って言ってしまうように、実は周囲が競争を教え込んでいるのかもしれません。

それも、ひとつの大きな魅力的な誘惑です。（育てるひと育てられるひとにとって共に）

苦し紛れのお弁当、野菜いっぱいサンド

でも、そんな誘惑に負けず、夢みることや何かや誰かに憧れることや、それに向かってがんばることを楽しんほしい、応援したい、私もそうありたいと思うのです。

何が言いたかったかというと、実は最近、と言ってももう一月ほど前になるかな、ある人に、「息子さん、大丈夫ですか？大変ですね・・・。」と言われ、すごく驚きました。

なんのことだろう、なんのことだっけ、とずっと考えていました。

そして、数週間に「！」となったのです。

実は賢人が大学で映画を学び、そして今もアルバイトをしながら大学院に行く準備をしている話をしながら、「雲をつかむような話でしょ」と言ってしまったことがあったのです。

それがその人の耳に入り、心配顔で「大変ですね」と言われる息子にしてしまったのでした。

すごく反省しました。

人生は競争ではないよ、時間をかけて、やりたいことをやればよいからね、って教えてきたつもりの私が吐いたその弱音が、私自身のところに戻ってきたのです。

人生は競争ではないのだから、誰が何を言っても、その人に迷惑をかけていなければ、ぱっぱと振り払って、先に進みたいです。