Tuesday, November 1, 2022

解放のススメとやまもりキャンディ


11月が始まりました。
秋は風のようにやってきて、風のように去ってゆく季節、とは、最近子どもたちと一緒に読んだ絵本、「きんいろのてがみ」の中のことば。
ほんとね。その通り。
だからこそ、楽しまなくてはなりません。
自然も、食べることも。
学ぶことも、遊ぶことも。
創ることも、奏でることも、すべて。
そして、そうすることが仕事そのものである「幼稚園」という場所に私を送ってくださった神さまに心から感謝しています。

今の職場は厳密には「幼稚園」ではありません。
2、3歳の幼稚園準備教室から9年生までが同じ屋根の下になんの隔てもなく、仲良く身を寄せ合うようにして学ぶ「学校」です。
校舎だけではなく、ひとつの職員室、ひとつの図書館、ひとつの教育理念を分かち合うひとつの職場。
その中に「幼稚園」というグループがあって、私は、そこで、心も身体もとても大切にされながらさまざまな新しいことを体験中です。
人格も生きてきた文化的背景や経験も受け入れられながら。
それがこの学校の教育理念のひとつでもあるからです。

一生懸命に学び、一生懸命に遊ぶこと。一生懸命に創り、一生懸命に楽しむこと。
そして一生懸命に愛すること。
きれいなうわべの上手で賢い仲良しごっこや、常に緊張を強いられる高くて清くて正しい人格追求でもなく、泣いたり、怒ったりしながら、それでもがんばってありのままの隣人を愛すること。
それが、私のやりたいことです。
だからそれを仕事としてできる「幼稚園」を、きゅっと抱え込むように自信を持ってすくっと立つこの職場が大すきなのです。
私の夢は、「幼稚園特有」の甘い夢のような幼稚な教育理念ではなかった。
9年生も先生たちも、学校作りをする人たちも、(ここでは)みんなが目指す大きな夢だったのです。

☆写真ははなの今年のハロウィンの戦利品
賢人にたくさんあげていたけど、まだこんなに
キャンディ・ジャーに蓋ができないほどです

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