Wednesday, June 12, 2013

ふたりのいのり

おはよう。
一週間の真ん中の水曜日の朝です。
昨日の朝、イヤホンでピアノの曲を聴きながらクルマの中でお祈りをしていて、あの日の祈り(ここクリックね)が、きかれているのはなぜだろうって考えていました。
おかしな疑問ですか?
でも、私はあの祈りを半ば習慣のようにこの10年間、よく祈ってきたのに、それは離婚の予防程度の祈りでしかなかったような気がするのです。
あの日、以来、そう思うのです。
だって、すごく、変ったから。
夫も。私も。
昨日ピアノのレッスンで、先生のお宅のレッスン室につながる美しいリビングルームでのことです。
レッスンの間、仕事をしようと、あれこやこれやがさごそ準備していたのに、カウチの前のガラスのコーヒーテーブルに月間誌『LEE』の新刊号が並んでいたので、ふと手に取ってしまいました。(実際、私は毎週、ここでこんな葛藤と闘っています。地味な事務的仕事か、最新情報満載の日本語のマダム御用達雑誌をながめるか・・・)
そこには、なんとLAの記事が載っていました。
私の知らないトレイルのコースや、カフェ、スムージーのお店、コーヒースタンド、ファーマーズマーケットの記事に、仕事を放り出して、胸をドキドキさせながら、手帳に場所をメモしました。
メモしながら、ある、素晴らしくかわいいシーフードレストランのところで、「これはいらないわ、はなはきっとお行儀よく食べられないし、こんなおしゃれなレストランに一緒に行く人はいないもの。」と次にいこうとして、ふっと思うのです。
夫に聞いてみようかと。
4人だと経費がかかりすぎるから2人ではどうかな、なんて。
夫ならサンタ・モニカにくわしいし、クルマも運転してくれるし、お料理も勝手に選んでくれる。
でもこの気持ちの変化は一体なんなのだろう。
あの日の祈りが今までと違う点はふたつ。
はじまりの家の前で祈ったこと。
そしてはなが一緒に祈ってくれて、アーメンと言ってくれたこと。