朝の5時40分に突然、停電が始まり、かろうじてお弁当は作り終えていたので、聖書を読むのだけをあきらめて、Y に行ったら、Yも停電で閉まっていました。
それで、家に戻り、日が昇るまでの1時間ほどを、はなと静かにすごしました。
賢人が去年のクリスマスにプレゼントしてくれた、電話が3回フルチャージできる電池が大活躍。
この電池につないだ、ライトの灯りで聖書を読み、はなは、朝、仕上げようと思っていた宿題をすませました。
宿題をしながら、はなが、足をぼりぼりと掻いていたので、ライターを使ってストーブを点けてお湯を沸かし、石鹸をつけて洗って、小学校の頃によくつけていたステロイドの入った薬をすりこんであげました。
はなは、私が髪の毛を洗うのを手伝ってくれた。
髪の毛を塗らしたり、シャンプーを流すために、沸かしたお湯とお水を混ぜてくれて。
音楽聴きながら。
ジャック・ジョンソン。
おととしの賢人のクリスマスプレゼントのワイヤレスのスピーカーで、音楽は私の電話から。
すごくいい朝だった。
きっと、はなのための30の祈りの神さまの応えの一つだと思う、
はなにそう言ったら、ぎゅう~とハグして、コトバにならない気持ちを伝えてくれた。
夫は停電の始まる5分ぐらい前に家を出ていたし、賢人は死体のように眠っていたから、この不便で親密で楽しい私とはなの朝を知りません。
神さまに、心から感謝しました。