なんだか意味もなく疲れて、これまたなんの意味もなくどさっとカウチに座った私に、はながTVジャパンの『赤毛のアン』を選んで見せてくれました。
はなは私と一緒にカウチに座るのが大すきなのに、私は週に一度、日曜日の夕方にしかそこに来て座りたい気もちにならないので、彼女は困惑をしながらも、なんとかひきとめようとがんばったのね・・・。
私は、赤毛のアンのお話が大すきで、絵本から児童書、大人向けのハードカバーまでいろいろ持っているのを知っているはなはそれをさっとつけて、ママこれ見る?って聞いてくれました。
たくさんのお話の中から、いっこだけみて、そして、しんみりと思った。
私ってこんな子だった。
衝動的な感情の人。
それでいて、知的な好奇心もいっぱい持っていた。
結果、大変な問題児だった。
最近、幼稚園である人に、子ども時代はあっというまだけど、大人の人生は長いよねって言われて、私は問題児だった子ども時代を思い出しながら、いいえ、私にとって子ども時代は頭がくらくらするほど長かったわ、大人になった今の方が、楽しくて幸せ、あっというまに、あとちょっぴりよって言いました。
そしたら、彼女は、へえ~いいねって。
私もいいと思う。
大人になってやっと、どうやって問題を解決するのかがわかってきて、今、やっと、ちゃんと普通っぽく生きてゆけるようになったのよね、ワタシ。