超絶妙な神さまの奇跡は、もうひとつあります。
今日、実はどこかに、携帯電話を置いてきてしまいました。
それすら気づかずに、家に帰って、もくもくとやるべきことをこなしていたら、スティーブンとスケボー・パーク遊びに行っていた賢人から、家の電話に電話があったのです。
奇跡その①賢人はスケーボーをしている時は、壊れることを心配して電話をポケットから出しています。
でも、なぜか昨日は、電話をポケットから出し忘れて遊んでいたのだそうです。
そして、一本の電話を受け取りました。
奇跡その②普通は、特にティーン・エイジャーなんて、知らない人からの電話は無視すると思うのだけど、賢人は、なぜか、なんの迷いもなく、その電話を受けたのでした。
電話をかけてきたのは、私の電話は拾ったという人です。
賢人はそれを知らせるために、家に電話をくれました。
奇跡その③私たちは、家の電話をアンサリング・マシーン&ファクスとしてしか使っていなくて、1日に1回まとめて公共のメッセージを聞いて捨てる機械になっていたのに、たまたま、なぜかはながたったったったっと電話に走り、電話に出たのでした。
賢人は、はなに、お母さんが電話を落としたので、取りに行ってほしいの、だからお母さんと代わってと言い、私はびっくりしながら、賢人が指定した場所に行くと私の電話を持った人が待っていました。
はなの証言によると、「見ていたテレビに映った電話番号を見て、出なくちゃって思ったの」だそうだけど、彼女は賢人の番号を知らないのです。
すごい奇跡でしょ。
一番の奇跡は、その拾い主が私の電話の数百ある番号から賢人の番号を選んだこと。
すごく不思議。
すごくなぞ。
すごく奇跡。