Thursday, August 8, 2013

夏休み・読書日記~C.S.ルイスに打たれて

おはよう。
今日は、ちゃんといつもの時間に起きました。
昨日は、なんだかぼお~っとしていて、あっというまに夕方になって、あわててご飯を食べて、あわててお風呂にはいって、あわてて寝ました。
一日中、C.S.ルイスの『キリスト教の精髄』や『悪魔の手紙』、その他、日本語に訳されていない教科書のような本を含む合計28の書物を、ひとつの一貫した流れの中で抜粋して並べた本を読んでいました。
『影の国に別れを告げて』
すごいよ~。
すごい文章がぎっちりと収められていて、へろへろ、喘ぎながら読んでいます。
C.S.ルイスの文章の中に感じる独特の毒は、まるでインフルエンザの予防注射のワクチンのような毒と思う。
ためにしにここに、ちょこっと紹介します。
クリスチャンは肉体の罪を最大の罪と見なしていると考えている人がいるとしたら、それは大変な誤解です。
最も悪しき快楽は、純粋に精神的な快楽です。
すなわち、自分をよしとし、他の人間を非難していい気持ちになったり、威張ったり、恩に着せたり、他人の楽しみを邪魔したり、他人を中傷したり、権力をふるい、憎しみをくすぶらせることに喜びを感じたりというった場合です。
悪魔的自己の方が動物的自己よりいっそう悪質ですから、教会の礼拝に規則正しく出席している冷ややかな、独善的な気取り屋が、売春婦より地獄に近いということになるのです。
C.S.ルイス
ねっ、すごいでしょ。