Monday, April 23, 2018

創世記 38章

タマルは、やもめの服を脱ぎ、
ベールをかぶり、着替えてをして、
テイナムへの道にあるエナイムの入口に座っていた。
創世記 38:14
ヤコブが誰よりも愛したリベカがヤコブに生んだヨセフの物語の途中に、違和感が隠せないほどの唐突さをもって、挿入された、あわれなタマルのショートストーリー。
でも旧約聖書がキリストの誕生に向かって、主の霊によって書かれている以上、決して省くこともできない、隠すことのできない、重要なエピソードです。
ユダはタマルによってパレスとザラを生みます。
そして、このパレスはキリストの家系図の中のひとりなのです。
タマルは遊女になりすまして、ユダの子を生みました。
妻であったにもかかわらず、です。
それがどれほど悲しくて情けないことかは私には想像もできません。
ただ、考えてみることは、そのような悲しみの中に、全てを背負うように、キリストは馬小屋で生まれてくださったということ。
★昨日の小さな女の子のバイオリンの音がまだ耳にあります
とても幸せな日曜日の午後だった