Saturday, April 18, 2020

偶然の逃げ道

お洗濯とお掃除をすませ、いつものようにはなとグロサリーのショッピングにでかけました。
ガーデナの日本食マーケットのパーキングに入って、車をとめたとたん、はなが、マスクを忘れたと言います。
「お家に取りに帰りたい」と、涙ぐむ一歩手前の顔で訴えるので、さっさとそうしました。
実は、ちらりと見えたそのマーケットの前にはすごい列ができていて、まあ、それはいいのだけど、一人一人、入店前におでこに青い光を当てて計る体温計で体温を測っていたのです。(幼稚園でも使っているので、遠目にもそれが体温計とすぐにわかりました)
私、それを見て、なぜだかよくわからないけど、すごい大きな笑いがこみ上げて来て、おさえらなくなりそうだったので、それでよかった。
そして、それはとても大きな嫌悪と背中合わせの複雑な笑いでもありました。
今、どんなことも受け入れてがんばるべき危機的状況ということを理解していたつもりでいるけど、なぜか、あの列にだけはどうしても並べなかった。
そして、マスクを取りに戻って、トーレンスの別の日系マーケットでお買い物をしました。
列もなく、もちろん、青い光をおでこに当てる体温測定もなく、楽しくお買い物をして帰ってきました。