Thursday, July 11, 2013

危険と安全の間の小さなスペース

はなとバレエ・レッスンに行ってきました。
どんなに疲れていても、がんばって行けば、必ずかえってリフレッシュになる私の週に一度のデボーション的習慣です。
一切を忘れて集中するって、こうでもして時間を切り分けないことには難しいと思う。
難しいこと自体がすでに危ない感じがするかもしれないけど、でも私はしあわせです。
いきなり話は変るけど、えっと、卒園式の日のこと。
無事に式典を終え、荷物が満載のバンの荷物の隙間に小柄な園長が乗り込み、どうぞとすすめられるがままに私はゆったりと助手席に座ってしまい、運転する先生と3人で幼稚園に向う車中で、「ごめんなさい、先生。」と私はあわてて園長にあやまりました。
だって、彼女は園長なのに、荷物の隙間に、その隙間の形に自分の体を合わせてしゃがんでいるのです。
そしたら、彼女は「だいじょうぶ。慣れてるから。」と言うので、ちょっと、びっくりして、「えっ、慣れているんですか?」と聞くと、「こういうはちゃめちゃにという意味。」というのです。
そして、私は、ああ、私も同じって思いました。
私も慣れている。
安全と、危険の境目の線の場所がおんなじって思った。
そして、荷物の間にちょこんと座る、彼女は確かに幸せな人にみえた。
いろんな不都合や、緊急や、一時的な非日常や、せっぱつまったぎりぎり感って、私も実はすごく平気。
そんなことにいちいち、文句を言っている人に限って、普通の何もかもが正常な中にいても、やっぱり文句だらけだったりすると思う。
バレエ?いいわね。そんなヒマないわ。ってね。