Monday, July 1, 2013

ひとりぼっち

ひとりです。
夫は仕事、賢人はやまごもり、はなはスポーツジムのキャンプに行きました。
今日と明日は私の本当の夏休み。
どのくらいぶりかな?春休み以来なので4ヶ月。
静かなピアノ曲が家中にやさしく流れ、その向こうから亀さんと金魚の水槽のぶくぶくが、かすかに聴こえます。
まずは熱いお湯にゆっくりとつかりたい。
そう、新しいロウソクを買ったの。
Caribbean Sea Salt という香りの。
これに火を灯して。
それからビデオを見ます。
大好きな『紅の豚』、暴力シーンが一杯の『紅の豚』を誰にも気兼ねなく、納豆スパゲティを食べながら。
はなが大きらいな葱と、賢人がきらいな大根おろしと、夫の苦手な生のオクラをここぞとばかりに盛大にのせて。
書きたいことがあったんだ。
今の気持ち。
書くってすごく孤独。
書くってすごくひとりぼっち。
書けば書くほど、どんどん私はひとりぼっち。
読まれれば読まれるほどどんどん私はひとりぼっち。
夕べ、夢をみました。
誰かの声が「さみしかったら、書くのをやめて、こっちにおいで」って木々の向こうのキラキラする光の方から聞こえてきました。
でも、見えるのは葉っぱと葉っぱの間からちらちらとみえる木漏れ日のような光。
私は、森の中でちょっと考えました。
それから空をみあげました。
そしてまた歩きはじめました。
薄暗い森の中の小道を。
ひとりぼっちで。
てくてくてくてく。