主があなたがたのために戦われる。
あなたがたは黙っていなければならない。
出エジプト14:14
聖書とは、なんて不思議な書物でしょう。
読むたびに新しい発見があり、決して古くならないどころか、どんどん読むべきことが増えてゆくかのよう。
今朝も、ほんのわずかな箇所から、たくさんの発見をしてしまい、書かずにはいられずラップトップを開いちゃった。
まず、13章の19節に〝モーセはヨセフの遺骸を携えてきた〟ってあるけど、これはあのヨセフなのかしら?
もしそうなら、紀元前1900年とかのヨセフと1500年とかのモーセの隔たりはすごいのに、どうやって?って思う。
それから14章の12節のモーセに対する民の文句に、〝エジプトで仕えるほうがこの荒野で死ぬよりも私たちにはよかった〟ってあるけど、今朝の私は、エジプトがそんなに悪いところではなかったっていう気持ちはもちろんよくわかるけど、荒野も、きっとそんなに悪くないよって思う。
私にとってエジプトとは働くところ、仕えるところ。
そこは、クリスチャンのクリスチャンとしての働きを祝福するために神ご自身がお造りになりよしとされた国。
そこで全力で祈れば、イルカもくじらも親子でママ友連れて呼ばれちゃうほど。
そして、荒野とは純粋に神と交わる場所。
どこよりも親密に神を知ることができる場所。
私は、ある時期、教会生活を通して2年ほどを荒野ですごしたからよくわかる。
奉仕もなく、交わりもなく、ただひたすらに黙って神さまに飢え、黙って神さまに渇き、黙って神さまを想った時期でした。
でも、それは神さまの私への個人的な訓練、プライベートレッスンというか、一対一の学びという贈り物であったと今思う。
かけがえのない2年だった。
一生の宝物となる気がします。
では、今日もきっと良い日でありますように。