Monday, May 19, 2014

ブログを読んでお勉強

今日は、とても良い日でした。
はなとまる1日、ずっと側にいて、いろんな話をしました。
そして、はなが眠ってしまうと、私は、ある障害を持つ男の子のお父さんの書いた手記を熱心に、読みすすめます。
シンプルだけど、ぐさりと胸を突き刺す真実な文章を時々ノートに取ったりしつつ。
今日も、たくさんのメモをとりました。
質問には正確に答えることではなく、質問者の満足を優先するという意味の文章を大切に書き取ります。
私は、子どもにも、大人にも一生懸命に質問に答えて、相手にそっぽを向かれ、自分もがっかりする感じがすごく良くわかるので、なるほどって思いながら、その手法を学びます。
小さい子にはわりと簡単にできるのに、大きい子や大人にはなぜか難しいこの技術。
例えば、お弁当を作っていて、3歳のはなが「何をしているの?」と聞くとします、「あなたのお弁当よ」って答えます。
すると3歳の女の子は必ず、「なんで?」と聞くのです。
それで私は「はなちゃんが大すきだからよ。」って言うとします。
すると、必ずと言っていいほど、再び、「なんで?」となるので、「いいじゃん、大好きなはなのためのお弁当を作りたいの!」で話を終わらせることができたのに、相手が4歳、5歳、6歳、大人となるとそうはいかない。
夫に、「なんで、ここのサマー・キャンプはフィールドトリップがオプションなの?」って聞かれても、正確にその理由を考えて答えてはいけない。
「そうよね。みんな行きたいに決まっているんだから、連れてゆける人数をキャンプの定員にしてほしいよね。」がよい答えなのだとやっと気づきました。
その障害を持つ子は成長と共に大変な質問屋さんになってゆく、その子を育てながら、得たお父さんの大切な教訓を、私はありがたくシェアさせてもらいます。