Saturday, May 10, 2014

いきなりミック

夕方、賢人はスケボーを抱えて、ふらっと出て行き、はなはお庭で犬のじょえると遊んでいたので、ひさしぶりにテレビでも見よう思ったのに、どうやってつけていいかわからず、悪戦苦闘。
ふたつのリモコンをめちゃくちゃにいじっていたら、ぱっと映った。
それはローリング・ストーンズの野外コンサート。
ミック・ジャガーの人間ばなれした色気に画面に目が釘つけになちゃった。
たぶん70歳ぐらいのはずだけど、体型が思春期前の少年のようにひょろりと美しく、動きも、ちっとも図々しくなくしなやかそのもの。
一体全体どうなっているだろう、このヒトって思いながら、画面を見つめていたら、はなが戻り、賢人が戻り、夫も戻ったのに、私はテレビを見ることをやめられなかった。
ミック・ジャガーって、私の親の世代だけど、あまりのかっこよさに、思わず、(月並みで使い古された言葉だけど、これ以外にない)元気と勇気をもらっちゃった。
すごいね。
使命を全うするって、ああいうヒトのことをいうのよね、きっと。
命を使っているけど、命が溢れている感じだもの、狂気さえ感じました。