朝ごはんを作りならがら、シャワーの間、朝の通勤のクルマの中、帰りのクルマの中、ベッドで・・・。
そして、祈るたびに泣いていた。
だから、つまり、たぶん、ひとりになるといつも泣いていた。
無事に卵は孵り、あっというまにこんなに大きくなった雛 でもきっと、心配はいっぱい |
アーメンでしょ?。
それは自分がティーン・エイジャーだった頃を思い出せば、一目瞭然の太古の昔からの事実なのでしょう。
それでも、親たちは、わが子が小さな赤ちゃんだった頃と同じ気もちで祈るのです。
どんな悔い改めももいとわず、どうぞ私の咎をあの子に負わせないでって、四方八方を思い巡らし、闇雲に祈るのです。
そして、最後に、あの子を特別に特別に祝福してくださいという祈りにたどり着き、やっと眠りにつくのです。
だって、親だもん。しかたない。