すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、
わたしのところに来なさい。
わたしがあなたを休ませてあげます。
マタイ11:28
神様は常にさまざまな方法―神のことばである聖書、日々の出来事や周りの人々、自然、私たちの状況や良心、考えや直感など―を通じて私たちに直接語りかけています。けれども、私たちを取り巻く騒音や混乱に、神様の声がかき消されてしまうことがよくあります。
静まって祈るときでさえ、私たちは一方的に話してしまいがちなのです。
いくつものことを同時にこなせる女性を賞賛する世の中では、じっと座って、神様の知恵の声に静かに耳を傾けるなんてできっこない、と感じていても無理ありません。
バタバタしているうちに日々が過ぎていくので、静まる時間を〝見つける〟のがますます困難になっています。
車の運転中はラジオを消してみてください。
昼休みには自然に触れてください。
朝、だれよりも早く起きるとか、夜一人だけで遅く寝るようにしてください。
たとえひと時でも、すべてから離れるのがコツです。
時間が余るを待たずに始めてください。
強いストレスを受け、神様からの導きが必要だというときには、自分の殻に閉じこもってください。
自然の中で休んだり、昼寝をしたり、散歩に出たり、田舎道で一人でドライブを楽しんでください。
すぐに神様が語りかけてくださることに驚くでしょう。
温かいバブルバス、熱いシャワー、ビーチで寝転ぶ。
インスピレーションを与えてくれるインストゥルメンタルを聞く、思い出のつまったアルバムを眺める、ガーデニングの雑誌をめくる、クロスワードやジグゾーパズル、暖炉のそばでくつろぐ。
あなたもいろいろ試して、自分にとって効果的な方法を見つけてください。
ストレスですり切れ、燃え尽き、疲れ果てたと訴える女性がどんどん増え続けています。
もう無理、負担も重すぎるし、疲れきっているのにろくに感謝もされない、と言う人がほとんどです。
趣味に時間を割いたり、自分にごほうびをあげることなど、考えたこともありません。
だれかがあなたのところにやって来て、自分を育みなさい、と時間とお金をくれるのを待っているのなら、そんな考えはすっぱり捨ててください。
あり得ないことだからです。
自分を育む責任は、あなたにあるのです。
簡単に言うとこういうことです―大切な人たち、あなたが心を配り、お世話している家族や周りの人やちのために、あなたがしてあげられる〝最善・ベスト〟は、あなた自身を育む時間を取ることです。
あなたが自分を育み、心機一転、充電して、活力を取り戻したなら、周りが喜ぶだけでなく、あなた自身も整えられて、変化を起こす準備ができていることでしょう。
そして変化が、あなたを堂々とした人生に進ませてくれるのです。
スー・オーガスティン
ああ、もうたまらない!
私は、スーのこの考えが大好き!
もう、めちゃめちゃ賛同しちゃいます。
そしてこの考えは娘のはなにも受け継がれ、彼女は、私がスイッチをオフにしてくつろぎ態勢にはいると、そこに、彼女なりの愛をいろいろ運んできてくれます。
温かい手で首の後ろを押してくれたり、ブランケットをそっとかけてくれたり。
そして彼女自身もそのクワイエット・タイムを水中眼鏡をつけてお風呂で楽しんだりしています。
これは、女性にしかわからない切実な生きる知恵。
幸せに生きるための神さまとのコミュニケーション法なのです。