Sunday, December 14, 2014

声のこと、こわい朝

先月が、誕生日でしたが、もう自分が何歳なのか、さっぱり興味もなくなるほどに、一杯誕生日をむかえました。
そして、私は、そんな長きにわたる人生の中で、声を褒められたことなんて、全くありませんでした。(そう過去形)
年を取ると肉体的に冴える部分もあということでしょうか。
この半年のことです。
ドキドキする私の横で黙ってひとりで絵本をめくるはな
人が私の声について、コメントするのを聞くようになったのは。
この不思議な現象に、本人はただただ「?」という感じです。
今日の『キャンドルライト・サービス』のナレーションの話を牧師から聞いたのは10月ぐらいだったかな。
その時だって、私は幼稚園の先生だし、読み聞かせは慣れているし、何よりも子どもたちにお話しを読むことが大好きなことは神さまが一番よくご存知なので、私にこの仕事をくださったのねっと思って大喜びで引き受けました。
ところが、練習にはいると、声についてコメントがますます増え、なんだか、とても緊張してきてしまいました。
挙句の果てに、先週の木曜日の夜あたりから、背中から首にかけて、ぞくぞくしてきて、いや~な予感に包まれはじめたのです。
私は、風邪をひいてもわりと元気で、少々の熱でも気づかずに動き回ることのできる、いつもなんだか天然に熱のある人のようなのだけど、でもね、風邪をひくと声が必ず、おっさんになるのです。
必ずです。
それて、今までずいぶんいい思いをしてきました。
だって、たいしたことなくて、ピンピンしているのに、声がおっさんだと、みんなが「あら、お風邪?」と心配してくれるのでです。
でも、今回は、ちょっと、あせって、打ち合わせのEメール中で、お祈りをお願いしてみました。
おかげで、全ての症状はどんどん進んでいるのに、声だけは、夕べまでは守られています。
今朝は、まだ、声を出してみていません。
みんなまだ寝ているし、こわくて出せない。
おっさんの声で、「むかし、ナゼレという小さな町に、」って言われたら、みんな嫌だろうな~って思うと、どんどんこわい・・・。