Tuesday, December 30, 2014

ひとつだけ

昨日の午後、バッハとビーズのアクセサリー作りに大満足した私は、バスタブに熱いお湯をたっぷりといれて、その中でいろんなことを考えていました。
クリスマス以来、はじめて郵便物の届く日だったのね。
はなが、「ママ、ゆうびんで~す」とエア・メールをバスルームまで配達してくれました。
とても大切なお手紙な気がしたのだそうです。
そう、とても大切なお手紙でした。
うれしくて、うれしくて、濡れた指先ですぐに封筒をやぶりました。
心のどこかで、この半年、ずっと思っていた人からのお手紙でした。
お手紙を読んで、それから、このご家族のために祈りました。
そして、もう一度、熱いお湯に肩までつかって、歌を歌いました

ひとつだけ

ほしいものはたくさんあるの
きらめく星くずのゆびわ
よせる波でくみたてた椅子
せかいじゅうの花
あつめてつくるオーディコロン
けれどもいま、きづいたこと
とてもたいせつなこと
ほしいものはただひとつ
あなたの心の白い扉、ひらく鍵
はなれているときでも
わたしのことわすれないでほしいの
悲しいきぶんのときもわたしのこと
すぐによびだしてほしいの
ね おねがい